効率も使い勝手も良くなったデーモンシステム矯正法！

新しい歯の矯正方法としてデーモンシステムというものがあります。方法は旧態の矯正方法なのですが、使われているワイヤーとブラケットの素材・機能が全く新しい技術なのです。従来の矯正では歯の移動の精度が十分に出せずに、なんども調整を掛けながら治療を行っていました。ですがデーモンシステムはコンピュータによる3Dシミュレーションと機具の高性能を持って、かなり効率よく治療が完成するようになったのです。

デーモン方式はワイヤーをチタンとニッケルや銅などの合金でつくることで、理想的な形状記憶を有するワイヤーを開発しているのです。要するに形状記憶合金の作用による張力だけで、歯槽骨ごとに別々のテンションを掛ける事を可能にしたのです。全体をぎっちりと締め付けるのではないので、最小限の力で、必要距離を移動させるそうです。

それを可能にするもうひとつのアイテムがハイテクブラケットです。歯の表面にしっかりと密着されていますので、効率よく歯全体を引っ張ることができています。この技術によって、デーモンシステムでは従来の装着時の歯の痛みをかなり軽減させています。多くの人が術後の数日間痛むだけで、それ以降はほとんど痛まないと言います。

それから、調整のための通院も2カ月に1度くらいで済む事、最終的に治療が完了するまでに必要な期間も従来の方法よりは短くなるのも特徴です。料金はもちろん高くなりますが、何年か掛かる治療ですので痛みが無いとか口内の衛生管理がしやすい方が良いのです。それに見た目の良さも大切なポイントでしょう。デーモンシステムの矯正はそういった面で優れた治療法だと言えます。