スポーツや音楽をしながらの矯正歯科治療

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矯正の方法にもよりますが、スポーツや音楽活動をしていると、器具が邪魔になるのでは?と心配する人もいるでしょう。現在矯正歯科でもっとも広く使われているのは歯の表面に装着するブラケットと呼ばれる矯正器具ですが、これは1本1本の歯の表面にブラケットというこの装置を接着して、そこにワイヤーを通すことで歯を矯正していくものです。ワイヤーが表面に見えていることから、ボールが顔に当たったりすると唇の裏側を切ったりということもあります。球技など顔にボールが直撃するリスクがあるスポーツをしている人は、注意が必要でしょう。どうしても心配であれば、矯正歯科によってはスポーツをやっているときだけ怪我を防止するパーツをつけるケースもあります。とはいえ、実際スポーツをしながら矯正をしている人もいますし、プロのスポーツ選手が矯正していることも珍しくありません。確かに矯正中は少し大変ですが、噛み合わせを良くすることは、体のバランスを調整することにもつながりますから、逆にプロスポーツ選手こそ歯並びは早めに直しておくべきでしょう。

楽器の場合も基本的には矯正をしていても続けることは可能です。トランペットやトロンボーンなど、唇を使って演奏する楽器は難しいのも確かですが、やり辛いけど慣れたら何とかなる、といって楽器と矯正を両立した人も多いので、出来ないわけではありません。矯正していない状態に比べると確かに負担は大きくなりますが、出来ないわけではないということです。矯正歯科で相談しながら続けるとよいでしょう。