矯正歯科治療の手順

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歯の矯正を検討している場合、まずは信頼できる矯正歯科を探して相談に行くところから始めます。初回のカウンセリングでは、矯正がどのように行われるかの説明をされたり、矯正についての疑問に答えてくれたり、費用や期間がだいたいどの程度かかるかなどの説明が行われます。次に、レントゲンや写真撮影などによる検査を行い、検査結果を専門医が検討したうえで、後日治療計画の説明の時間が持たれます。費用が発生するのは、たいていこの検査からです。


提示された治療内容に納得したら、矯正歯科と契約を行い治療が開始されます。人によって、装置を付ける前に虫歯治療や抜歯が必要な場合もあるので、必ずしもすぐに装置が装着されるわけではありませんが、適切なタイミングで装置が装着され、その後は月に1回程度調整に通うだけで、普段は普通に日常生活を送ることができます。

その状態で徐々に装置を調整しながら歯を移動させていき、だいたい予定していた歯並びになるのに数年かかります。その後は、歯が元の状態に戻らないように、リテーナーと言われる保定装置を装着することになります。この場合は、矯正装置ほどの細かい調整は必要ないので、2~6ヶ月おきの通院になるのが一般的です。


これはあくまでブラケットなどを使用した矯正の流れで、小さな子どもの顎の矯正や、マウスピース矯正、インプラント矯正、部分矯正など特殊な矯正の場合はもちろんこの手順とは違った流れで行われます。いずれにしても矯正歯科では高額な費用を払って矯正を行うのですから、流れについては事前にしっかり聞いておくようにしましょう。