矯正歯科でできること

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矯正歯科で行うのは、基本的には歯科矯正です。小児矯正の一環としてあごの骨を適切な大きさになるようにする骨格矯正や、揃っていない歯並びをきれいにする歯列形成などを行います。その方法はいろいろで、歯の表面に矯正器具をつけるタイプもあれば、最近は見えないように歯の裏側に器具をつけるタイプ、透明なマウスピースで矯正するタイプなどがあり、クリニックによっても方針は違うので、自分に合ったクリニック探しから行うことが大切です。

一般的には虫歯がある場合は虫歯治療を行ってから歯列矯正を行いますし、矯正する上で抜歯が必要であれば抜歯も行います。歯科も併設のクリニックであれば虫歯治療なども同じところで行いますが、完全に矯正に特化した矯正歯科の中には、虫歯治療を提携する歯科で治療してから再度受診、というところもあります。実際、歯科・矯正歯科・審美歯科などいくつかの科を標榜するクリニックも多いので、矯正歯科としてどこまでの治療を行うかはクリニックによっても違いますが、矯正歯科の範囲としては、歯列がきれいになるように器具などでの処置を行い、歯列が治っても定着させるためにさらに数年は通うのが一般的です。矯正の方法についても、ブラケットをつけるタイプのみを行うクリニックもあれば、ブラケットかマウスピースかなどを選べるクリニックもあります。何年もつけることを思えば見た目も気になるところですが、ひとりひとりの歯の状態によっても適した方法は違うので、検査を受けて医師とよく相談することが大切です。