矯正治療の費用を医療控除申請する

矯正治療はとても高額な治療です。インプラントやマウスピースなどは100万円以上かかってしまう事も少なくありません。そこで矯正治療でも医療控除申請ができるかどうかを心配する方は多い事でしょう。結論から言いますと、歯の矯正治療は医療控除の対象になるのです。栄養摂取に機能的な障害があるのならば、その治療は医療控除の対象になるという事です。

反対に単に審美治療・美容整形の範囲であれば適応されないケースもあるという事になります。ですから、矯正歯科が生活上に必要な治療と診断して、それを税務署が受理すれば医療控除を申請する事ができるのです。それによって納めた税金の一部が還付されますので、治療費を軽減する事ができるのです。まずは初診やカウンセリングの時にしっかりと相談しておくことを勧めます。

申請する費用項目については治療で歯科医院に支払った治療費はもちろん含まれます。そして通院に使った交通手段も含まれます。ただし、自家用車のガソリン代は含まれません。そして1月から12月までの1年間でかかった費用が10万円を超えている場合が対象になるので注意しておきたいところです。証明するには申告書に実際の領収書が添付されている必要がありますので、全て保管しておくようにしましょう。ただし、公共料金の交通費に関しては乗車区間と日付けをメモするだけでも採用されます。

また高額の治療費をローンで支払する方も多いかと思いますが、そのような場合でも医療控除が適用されると言います。ローン会社との契約書と矯正歯科との契約書のコピーを添付することで申請ができると言います。